耳鳴りの音
耳鳴りの音にもいくつか種類があり、音の種類によって分類すると以下のようになります。

・ジーというセミの声のような音。一定の音量で聞こえる
・ピーやキーンなど金属音や電子音のような高い音。耳をふさぐと増長されるのが特徴
・ゴォー、ボォーという重低音。耳が詰まった感じを伴なう
・ガサガサやゴソゴソという音
・サワー、シャーというような水音や軽いものが流れるような音
・コツコツ、ポコポコやグッグッなど何かを軽く叩くような音
・ザッザッザやガンガンガンなど鼓動と連動している音

これらは一般的に耳鳴りの症状で訴えられることが多い音です。他にも、どこかで聴いたメロディーが延々と耳の中に残っている(くり返される)ような感じがしたり、誰かがしゃべった声が繰り返される耳鳴りもあるようです。

耳鳴りは放っておいても大丈夫?

耳鳴りが起こる原因はいろいろありますが、静養するなどして様子を見てもよいものから、深刻な病気が隠れている場合までいろいろあります。

しかしながら、放っておくと危険な耳鳴りについてはある程度予測できるものの、様子を見てよい耳鳴りについてははっきりわからないのが現状です。ストレス性の耳鳴りであれば、規則正しい生活や運動習慣、正しい食生活を行いながら様子を見れば収まっていくことが多いですし、耳垢が原因なら時間が経つにつれて自然に耳の外へ出てくるでしょう。ただ、こんな音なら様子を見て大丈夫とは言い切れません。